- 夜眠ろうとしてもなかなか眠れない
- なんだか今日は体が疲れている
そんな時に試して欲しいのが、脱力のリラクゼーション「筋弛緩法(きんしかんほう)」です!
道具がいらず、場所も選ばないので、すぐに実践することが出来ますよ!
「心も体もスッキリさせたい」「ストレスから解放されたい」という方は、是非参考にしてみてくださいね。
心の疲れにも有効な「筋弛緩法」とは
筋弛緩法とは、筋肉の緊張させてから緩めることで「完全なリラックス状態」へと導くリラクゼーション法です。
この方法は、アメリカの精神科医であり生理学者のエドモンド・ジェイコブソンによって開発されました。
筋弛緩法のメリット
- 体の緊張をほぐすことで、心もリラックスできる
- 睡眠導入に役立つ
- イライラや不安の改善
主にこんなメリットがあります。
体がリラックス状態になると副交感神経が優位になるため、精神が落ち着いて、安眠効果にもつながるというわけですね。
日常生活のイライラや不安の解消といった、メンタル面の回復効果も期待できますよ!
筋弛緩法の有効性
普段わたしたちの生活では、意識していなくてもとっさの判断で動けるように、自然と体にちからが入っている状態になっています。
そこから、不安や恐怖、ストレスが加わるとますます体は緊張して固くなり、不眠や疲れの原因になってしまいます。
しかし「筋弛緩法」を利用すれば、簡単に全身を脱力することが可能となります!
なんども繰り返し行うことで、ちからを抜く感覚を身につけることもできますよ。
筋弛緩法の簡単なやり方
まずはリラックスするために、めがねや時計などを外して楽な格好になりましょう。
姿勢は、座っているとやりやすいですが、立ったままでも、布団に寝ていても構いません。
基本動作は、各パーツ毎にグーっと力を入れたあと、一気に力を抜いて20秒間脱力するだけ!
今回は、効果を感じ取りやすいおすすめの順番で解説していきますね!
両手をギューっと握ります(10秒)
手をゆっくり広げて脱力します(20秒)
力こぶを作るように腕を曲げ、脇を締めながら力を入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
腕を曲げたままグーっと外に広げて、肩甲骨を引きつけます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
両肩をグッとあげ、耳のほうまで近づけて力を入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
首を下げて、首の後ろを緊張させます(10秒)
スッと力を抜き、首を元の位置に戻します(20秒)
目と口をギューっとつぶり、奥歯を噛みながら力を入れます(10秒)
ポカンを口をあけます(20秒)
お腹を手を当てたままへこませ、手を押し返すように力を入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
爪先まで足をピーンと伸ばし、力をグッと入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
爪先をグイッと反らせ、アキレス腱を伸ばしながら力を入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
体すべての部位に力をグッと入れます(10秒)
ストンと力を抜きます(20秒)
全ての工程を行うと全身の力が抜けきり、完全なリラックス状態が味わえます。
ただし、急いで行うと十分な効果は得られません。
脱力しているときの、「じんわりぽかぽかしている感覚」を味わうことが大事です!
筋弛緩法は睡眠導入としてもおすすめ
筋弛緩法は、睡眠導入として非常に効果的です!
わたし自身、寝付きは良くない方なのですが、この筋弛緩法を行うと必ずと言っていい程ぐっすり眠れます。
少し手間に思うかもしれませんが、慣れれば自然とリラックスできるようになってきますよ。
気になった方は是非試してみてくださいね!
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